その点では、フランス女性に学ぶべき部分が多々あったそう。
「肌だけで考えると、30代以上は特にアジア人の方が断然若いし美しいけれど、フランスのマダムはシワやシミがあっても、独特の美しさを放っているのですよね。キラキラした目の輝きや、自信あふれる存在感だったり。どうしたらあそこまで女性本来の美しさが出るのだろうと、いつも考えています」
その理由はどこにあるのでしょう?
「日本との決定的な違いは、まず男性の視線。全身をくまなく見つめるフランス男性の濃厚な視線を日常的に浴びているフランス女性は、おそらく見られることを、そして常に美しくあることを意識して暮らすようになるのだと思います。そして彼女たちは美しさがトータルで評価されることを幼い頃から知っています。なぜなら生まれたときから“自分は自分”というオリジナリティの大切さや美しさを、伝統的に母親から学んでいるから。つまり美しさに多様性があるのが大前提なので、いたずらに人と比べることなく「私には私の美しさがある」「もっと美しくなれる」という信念で、突き抜けていられるのだと思います」 |